2011-02-08

卒業論文発表会

今日は卒業論文発表会で、おちラボからは下記の9件の発表があった。
  • 脳波マウスを用いたカメラ制御システムの開発
  • 時間割と連動したウェブ掲示板システムの開発
  • Twitterと連動したプレゼンテーション支援システムの開発
  • Webを利用した同期型スライド共有システムの開発
  • Wiiリモコンを利用したカメラ制御システムの開発
  • OpenCV対応映像配信システムの開発
  • Amazon WebAPIを利用した文献管理システムの開発
  • ユーザアノテーションを利用したソースコード管理システムの開発
  • カスタマイズ可能な成績判定システムの開発
発表セッションはバラバラで教員もいずれかのセッションの審査をしなければならないので、全ての発表を見ることはできなかったのだが、とりあえず無事に発表をしたようだ。
うちの研究テーマは学科のなかでは異色のジャンルなので、本質的なところよりも研究背景的なところを理解してもらわないといけないという壁があり、その点で理解されにくかった発表があったようだ。それは仕方ないが、その壁を取り去る工夫もいるとは思う。
発表の評価については、全体的な審査みてみると順当であったような気がする。研究テーマに対して自分がどれだけのめり込んだか?それが発表に滲み出てくる。たとえ与えられたテーマであっても、「自分の研究」だとどこまで思えたかが大切だ。

個人的に卒研を総括すると、全体的にペースが遅すぎたなというのが正直なところ。もっと早くから手をつけて、もっと開発を進めていれば、もう一段上の卒研になったかなと思う。成果的には、今後の研究室のノウハウとなる資産が溜まったので、これを継承させる土台を作っていくのが、僕の仕事なわけだが。

さて最後に、、、卒論を終えた学生諸君は卒論を終えて、
・あー、やっと解放された。
・卒研はもうちょっと~すればよかった。
の2つの気持ちがあるとは思うが、どちらの気持ちが強いか?
個人的には後者の気持ちは当然でてくると思っている。「システム」を作ったことのない人間が、最初から計画的に研究開発を進められるわけがないですし。その後悔の量が成長の証だと思います。前者の気持ちが強い人は、この一年間、とてももったいないことしたかもしれませんね。


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